モノコレ GINETTA KAP CUSPA スーパー耐久参戦レポート

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開催サーキット 岡山国際サーキット
開催日 2018 11/3 11/4
車両 GINETTA G55 GT4 (イギリス)
クラス ST-Z  ゼッケン 550
エントラント モノコレ
メンテナンス MOLA

monocolle mototor sport Japan

ドライバー
A RYO B 安田裕信 C 廣田秀樹
予選クラス 1位(総合10位)
決勝クラス 1位

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木曜日 練習走行
6月行ったシェイクダウンからテストから全くテスト走行を行っておりませんでしたが、MOLA様の完璧な事前メンテンナンスのお陰で最初にステアリングを握った安田裕信選手が数周で1:36秒台とターゲットとして想定していた35秒台に迫るタイムを計測、AドライバーのRYOさんへと繋ぎ順調に走行を重ねて練習走行を終了。

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金曜日 練習走行
セッション1 で発生したクラッシュの修復に丸1日を費やし走行出来ない状況になってしまいました。

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土曜日 予選 クラス1位 総合10位
MOLA様の懸命の修復により予選を出走する事が出来ましたが、金曜日に行う予定だった細かなセッティングが試せない状況と練習走行を満足に行えない中でも RYO選手が木曜日のタイムを大きく上回る1:38:853と好タイムをマーク、続く安田選手も狙っていた34秒台には入らなかったのですが、1:35:153をマークして GT3車両とポルシェの1クラスに続く総合10位を獲得。TCR車両を引き離せた事は車両のポテンシャルを大きく感じさせる結果を得る事が出来ました。

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日曜日 決勝 クラス1位
スタートから安田選手の安定した走りで順調に走行しておりましたが、途中ホームストレート直前でタイヤカスのかたまりが車両外部のキルスイッチに何億分の1の確率でヒットしてしまい車両電源が落ちるトラブルが発生、当初その原因に気付けず3LAP以上を失い総合順位は大きく下げる結果になってしまいました。

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車外のキルスイッチにタイヤカスが直撃する瞬間 この後車両の電源が落ちる。

セカンドスティントを廣田選手が安定した走りで繋ぎ、最後RYO選手によって無事にチェッカーを受ける事が出来ました。

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今回の参戦にあたりまして多大なご協力誠に有り難う御座いました。
支えて下さっていなければチェッカーを受けるどころかスタートラインにすら絶対に着くことが出来ていなかったと思います。メンテナンスを行って頂きましたMOLA様には多大なご協力を頂きました。プロフェッショナルなレースチーム運営に感銘を受けました。

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そして今回ドライバーを引き受けてくれた安田選手はチームを引っ張り適確なセットアップを行ってくれた事に本当に感謝致します。SPK CUSPA部の皆様にも物品だけで無くピット作業をもお手伝い頂きました事は本当に嬉しかったです。

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想像以上に ジネッタ G55 GT4 車両ポテンシャルの高いと認識しました。
ドライバーからのコメントでは超コーナーリングマシンで乗っている事が楽しい車だと高く評価頂きました。長時間のレースでもタイヤのタレの少なさ、安定したブレーキングスタビレヒティ、ガソリン満タンでのバランスなどを3時間耐久レースで確認出来ました。さらに細かいセットを行い競争力を高めて行きたいと思います。2019年シーズンは未定ですがまたこの様な形でmonocolleとして再挑戦出来ればと思っています。

本当に有り難う御座いました。

エントラント モノコレ 有限会社 NEOS 代表取締役 阪 直純

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